ぼくの好きな先生 「ねえ見て、鈴木くん。じゃーん!これがパンティをはいたレコードです」 そう言ってチーコ先生が見せてくれたのは、確かにパンティをはいたレコードだった。RCサクセション『EPLP-2』。先生の持っていた初回限定盤にはうっすい紙でできたパンティがはかされていた。本当にパンティをはいたレコード。 「いいでしょこれ。初回限定盤。実家から持ってきたの」 「うん。イカしてる。ねえねえ先生、そのパンティはいてみてよ」 「もう!鈴木くんたらエッチね。でもね先生、一回はいたことあるの…うふふ。これはないしょ」 それを聞いてぼくはケラケラと笑った。先生も恥ずかしそうにクスクスと笑った。チーコ先生、先生のそんなとこぼくは大好きだよ。レコードから外したパンティをくんくんと嗅いだら「こらー!馬鹿ー!嗅ぐなー!」と先生は怒った。「うん。確かに先生の匂いがする」と言ったら先生はぼくを羽交い締めにした。先