中国・深センにある、台湾の富士康科技集団(フォックスコン)の人材センター(2013年2月22日撮影、資料写真)。(c)AFP 【11月1日 AFP】米アップル(Apple)の主要サプライヤーである中国・河南(Henan)省鄭州(Zhengzhou)の工場は1日、新型コロナウイルスの感染拡大で多数の従業員が出社拒否したのを受け、勤務を続ければ出社ボーナスを4倍に引き上げると通知した。 問題になっている台湾の電子機器受託製造(EMS)大手、富士康科技集団(フォックスコン、Foxconn)の工場は、iPhone(アイフォーン)の世界最大の製造拠点。10月中旬からコロナ感染拡大によるロックダウン(封鎖)措置が取られている。 だが、劣悪な労働環境や不十分な感染対策を訴えた従業員の声がソーシャルメディア上で伝えられ、工場敷地内から脱出して徒歩で帰郷する人の様子を映した動画も共有された。 工場から逃げ出
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