「生活保護が惰民をつくる」は本当か? みわよしこ いまの日本は、生活保護制度が人々を「甘やかす」から「働けるのに働かない状態」を促進する、と言われることがある。果たしてこうした見解は、正し… 2015.2.6 政策ウォッチ編・第93回 結論ありきで生活保護削減を決めた厚労省の非情 みわよしこ 2015年1月14日、次年度予算案とともに、生活保護費のうち家賃分・暖房費分の引き下げが閣議決定された。1月9日に社保審・生活保護基準部会… 2015.1.30
生活保護「受給者バッシング」の正体---年間支払額3.3兆円、受給者210万人の「世界」を徹底検証 【第1回】 安田浩一(ジャーナリスト) 小高い丘を登り切ったところに、その墓はあった。墓誌はない。縦型の墓石には「佐野家之墓」とだけ刻まれている。 周囲を囲むように植えられたヒマワリの花が真夏の日差しを受けながら、夕張山地から吹く穏やかな風に乗って揺れていた。 この墓には、最近になって佐野湖末枝さん(死亡時42歳)と妹の恵さん(同40歳)の遺骨が納められた。 姉妹の父親は、この近くの町で炭鉱夫をしていた。だが長女の湖末枝さんが中学生の時に病死。その後、病弱だった母親も父親を追うように亡くなっている。 一家はようやく同じ場所で再会した。あまりに悲痛な再会ではあるけれど---。 軽く手を合わせてから、墓石を背にして町を見下ろす。寂しい町だなあと思う。メインストリートに人影はなく、草木が風でザワザ
2011/2/177:0 税と社会保障の一体改革:社会福祉法人の1兆円の濡れ雑巾を絞れ! 鈴木亘 ◇改革案を「請求書」と呼ぶ厚労省◇ 現在、政府において、「税と社会保障の一体改革」の政策論議が急ピッチで行われている。 今後、4月までに厚労省内で社会保障制度の改革案がとりまとめられ、6月までに消費税引上げを含む税制改革案が示される予定である。2月5日からは早速、各界の有識者を集めた「集中検討会議」がスタートし、経済・労働団体やマスコミの公開ヒアリングが、順次行われることになっている。 このため、4月までにまとめられる厚労省改革案は、消費税が引上げられることを織り込んで、またもや大盤振る舞いの公費投入、給付拡大案が提出される可能性が高い。厚労省内では現在、年金、医療、介護、子育て、雇用、貧困・格差対策の6分野で、各専門チームが組織され、改革の具体案作りが進んでいるが、彼らは驚くべきことに、自ら
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