ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (231)

  • 人の結婚を笑うな - Everything you've ever Dreamed

    「まだ結婚しないの?」「どうして結婚しないの?」と言われるのがハラスメントなら、僕が公私及びリアル&ネットで毎日のように言われている「当に結婚しているのか?」などは最強最悪のハラスメントになるのではないか。 そう言われても仕方ない。独身を満喫していた僕は、三十代も終わりに差し掛かったある日、突然、誰にも相談することなく、結婚したからだ。先日めでたく、どうしても前髪に注目せざるを得ない俳優と結婚された堀北真希さんと同じように交際期間ゼロでの結婚。交際ゼロ、交配ゼロ。そのような結婚が理解されないのも、キモがられるのもわかる。もし自分でなければ僕でもそう思ったはずだ。 しかし、その結婚を信じられない、認めたくないというのは僕の理解を超えている。僕に言わせれば皆様は結婚を美化しすぎてはいないか?「結婚かくあるべし」と形式化しすぎてはいないか?こんな説教じみた提言をするのは結婚出来ずに悩んでいる五

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    monster_hiron
    monster_hiron 2015/11/19
    検閲長ぇ(笑)
  • 仕事とは嫌われることと見つけたり - Everything you've ever Dreamed

    紗栄子が好きだ。どれだけ嫌われても挫けない彼女の強さが好きだ。いいトシしたオッサンってこともあるけど、僕は、無理に人に好かれたいとは思わない。それでも人に嫌われてしまいそうなときは、求められてもないのに下着姿になったりセレブと浮き名を流したりして死ぬほど嫌われても挫けない紗栄子の強さを想い、「しょうがない」「ケセラセラ」とやりすごしている。 今、僕は職の営業以外にうまくいっていない事業所の立て直しを任されていて、これまで付き合いのなかったスタッフと仕事をするようになった。ストレスフルな毎日だ。労務費の予算超過が問題になっている事業所があった。ほとんどパート化されているその事業所は、開設以来、所定労働時間の超過が常態化していたのだった。予算未達を理由に社の評価は著しく低かった。パートさんは近所のおばちゃんたち。「仕事は水仕事が多いし忙しいし残業はイヤだけど、頑張る」ととびきりの笑顔で言っ

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    monster_hiron 2015/11/13
    あんた、すごいよ!
  • 悪魔城キャバクラで遊んでみた。 - Everything you've ever Dreamed

    ドラキュラとキャバクラは似ている。この類似を発見したとき、僕は、己の天才に震えた。「悪魔城」を冠詞のように載せてみれば、発見に天才を要しない。悪魔城ドラキュラと悪魔城キャバクラはまるで一卵性双生児のようだ。 語感だけではない。ドラキュラがお嬢様から血を吸うように、キャバクラはお財布から金を吸い上げる。悪魔城ドラキュラも悪魔城キャバクラも端的に表現すればハートを集めるゲームだ。悪魔城キャバクラでうまくプレイすれば、悪魔城ドラキュラと同じように女の子とムチやローソクで遊べるし、あわよくば聖水もゲット出来るかもしれない…。このように一度燃え上がってしまったキャバクラへの熱い思いを鎮火するのはひどく難しい。さらにハロウィンのムードが僕の背中を後押しした。 「セクシーハロウィンナイト!」というポップなフォントと共に描かれたカボチャと悪魔のイラストポスターからは、コミカルながらもどこかゴシックホラーの

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    monster_hiron 2015/11/12
    ヤバすぎる
  • 燃えろ!!承認欲求 - Everything you've ever Dreamed

    承認欲求を満たしたいという気持ちは浜崎あゆみさんをはじめとして人類誰にでも多かれ少なかれあるはずなので、特にインターネットにおいて「承認欲求強すぎ」「承認欲求乙www」というふうにマイナスな意味合いで承認欲求という言葉が使われていることには強い違和感を持ってしまう。一方でPV数やRT数、ブックマーク数、そういった数値化出来るインターネットが承認欲求を刺激しやすいのもわかる。インターネットで得られる数値的なものをカミングアウトすれば一部の人からは評価もされやすいのかもしれない。 インターネットで承認欲求を満たそうとするのはまったく悪くない。それどころか健康と美容のため、積極的に満たしてもらいたいとさえ思う。ただ、僕が言いたいことはただひとつ「インターネットで満たされてしまう程度の小さい承認欲求が当にうらやましい」これだけである。最近わかってしまったのだけど、僕の巨大なブラックホールのような

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    monster_hiron 2015/11/11
    ヤバすぎる
  • 読みたくなくなるブログの特徴 - Everything you've ever Dreamed

    こんにちは。ライターのフミコです。 突然ですが僕が読みたくなくなるブログの特徴を挙げていきたいと思います。「下ネタが多い」「デリカシーに欠ける」「絶対に勝てる相手に対してマウントポジションからボコボコ殴る」「おっさん臭い」といったところでしょうか。ここまで列挙して気づいてしまったのですが、このブログのことですな。だから皆に疎んじられ、結果、十年以上やっていてもスターダムに乗れていないのですね。淡々とマイペースにやっているのがいいと言ってくださる奇特な人もいますが、注目を浴びないというのは少々寂しい気もします。誰にも求められてないのに自分の下半身を切り売りするようにして下ネタを書き続けるブログ…。 しかし、他方では、あっという間に僕を抜き去り注目を浴びてスターになってしまうブログも多々あります。たとえば、つい先ほど、とあるPVに悩むブロガーがデリケートな問題に対してありえない絡みかたをして炎

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    monster_hiron
    monster_hiron 2015/11/06
    ヤバい
  • スマートフォンで素敵な遺影を - Everything you've ever Dreamed

    父の遺影が嫌いだった。遺影に使えそうな写真が見つからず、大勢で写っている集合写真を切り抜き、強引に拡大して遺影に仕立てたおかげで、輪郭がぼんやりとなってしまい、そのモヤっとした輪郭が醸し出す《死んじゃってる感》が当に嫌だったのだ。父の遺影は、湿気取りとペアで押し入れの奥に押し込まれて、行方不明になっている。 父は徹底的に撮る側の人だった。入学式や卒業式。運動会に演奏会。お正月。家族旅行。父は、ほぼ完璧に撮る側であり続けた。写真を撮られるのが好きではなかったのもあるけれども、構えたカメラの向こうに半分だけ見えた父の顔は当に楽しそうだったので、自分の家族をフィルムにおさめることが彼の喜びだったのだろう。父が撮る側にあり続けた結果、父と母そして僕ら兄弟、家族4人がおさまっている写真は1980年の冬に油壺マリンパークの写真ブースで撮った一枚しか残っていない。 カメラを構えている父の目は見えなか

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  • このブログは検閲を受けてます。 - Everything you've ever Dreamed

    このブログはの検閲を受けている。「嫁ファシスト?」「憲法違反じゃね?」などと誤解されたくないので、ここに至る経緯をご説明させていただく。 「結婚とは何か?」と訊かれたときは「火葬場」と答えるようにしている。火葬場は施設を指す言葉なので、正確に記述するならば、「火葬場の業火で灰になるまで焼かれている状態」が正しい。そこまで細かくいうと果てしなくウザく、どこまでもモテそうにないので「火葬場」のひとことで済ませているだけだ。つまり今、僕は焼かれているのだ。生きたまま焼かれているのだ。 結婚を旅路に喩え「スタート」や「ゴール」などと詩的にあらわせば、確かに「何も言えなくて…夏」みたいでカッコいいだろう。結婚を墓場に喩えれば、墓石のひんやり感も相まって《結婚について過度に期待しない、自立した僕、俺、私》というクールでニヒルな感じが自己演出され、これまたカッコいいだろう。 だが「スタート」「ゴール」

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    monster_hiron
    monster_hiron 2015/10/27
    ロックンローーール!!!
  • 小遣い1日2000円貰えるようになって、考え方が激変した。 - Everything you've ever Dreamed

    小遣いがアップしました。 少し前だが、に掛け合ってこづかいがアップした。金額でいうと日額100元。月15000円にくらべれば大分アップしたことになる。アップの理由は東京で仕事をする機会が増えたことに伴って、交通費や飲代がアップしてしまったからだ。なのでみんなさっさと東京に行って仕事するべき。 金が増えると精神及び人格までもが高尚なものになるらしく、以前のように金金言わなくなった。神奈川で仕事が完結していたときは有り得なかったのだが、見栄っ張りのこの僕が後輩にゴチすることが一切なくなった。元水泳部の後輩君は酒をおごらなくてもアフター5は勝手にプールで泳いでいてくれるので大変助かる。それでもやってくれる仕事は以前と変わらないのだから今までゴチしていたのは何だったんだという感じ。 買い物に躊躇するようになった。 買い控えをするようになった。僕のこづかい100元は日円でいうとおそらく1800

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  • 実録・月1時間残業するとこうなる - Everything you've ever Dreamed

    「私は何百時間残業しているスーパー社畜だ!」「僕なんか何十時間の残業でこうなってしまった!」そういう社畜自慢が流行っているみたいなので、営業課長である僕もそのビッグウェ―ブに乗ってみたいと思う。結論からいうと僕はカラダを壊して5月から8月までの3か月間休んでしまった。もっとも僕の場合、残業自慢のスーパー社畜の方々に比べれば圧倒的に恵まれた職場環境にあるため、脆弱な僕自身サイドにかなりの問題があると思われるけれども、まあ、それは。 会社からウチの会社には残業というものは一切ありませんといわれる。 前提条件。会社は所定時間での退勤を命じているのに所定時間以外に働いているのは個人の自由、会社は一切関知しないことになっているそうである。見え隠れする「ノルマが過大なのではなく、能力がないのだ」という素晴らしい思想。むしろ残業はルール違反であるのにスルーしてやっているのだよと恩着せがましくいわれる。サ

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  • 騙すのと騙されるの、どちらが悪いの? - Everything you've ever Dreamed

    カルト教団が凶悪な事件を立て続けに起こしていた二十年ほど昔の一時期、僕は、騙す人間が悪いのか、騙される人間が悪いのか、考えていたことがある。騙す側が悪いのはもちろんだが、今でも、見るからに怪しげな詐欺や新興宗教に引っかかっる人をみるたびに、何で騙されてしまうのだろう、不用心すぎじゃね、と思ってしまう。仮に騙す側に悪意や作為があったとしても 、騙されてしまった人が平均的な判断力を持ち合わせていれば、騙されることはないだろうに…とまでは考えるのだけれども結局は当事者にしかわからないという結論にいきついてしまう。 僕も人のことは言えない。大人のサービス業。入店の際。入り口のパネルで指名したはずの女性スタッフが席に到着するまでの間に、相対性理論か何かよくわからんが、光の速さで劣化してあらわれることはしばしば。きっつー。と思いチェンジしても同様の悲劇が繰り返され結局は泣き寝入りするしかなくなるのだ。

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  • 僕の結婚は失敗でした。 - Everything you've ever Dreamed

    非常に残念なことだけれども、どうやら僕の結婚は失敗みたいだ。4年前の結婚以来「以前にも増して面白くなくなった」「仕事も上の空だ」「魚には失礼だが死んだ魚の目をしている」「存在が空気」「離婚しろ」と指摘され続けてきたので薄々感じてはいた。セックスレスで、妊活もあきらめてしまった。 結婚というのはきわめてプライベートなことであり、特に僕のような思い込みと偏見の人間が客観的にそのジャッジを下すことは難しい。なので客観的である外部の声の方が僕よりも真実に近いと僕は考える。つまり僕の結婚イコール失敗。僕は、現実を直視するのが恐ろしく、自分をごまかして生きてきたが、もう、無理だ。認めるしかない。明るい近未来もみえない、明るい家族計画を使う可能性すらない闇を、今、僕は生きている。 たとえば、洗濯。「加齢臭がうつってしまいます」と言われ別々にされ、僕専用二槽式洗濯機のベランダへの設置を真顔で提案されたりす

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  • 五十才独身男に結婚出来ない理由を指摘したら超キレられた。 - Everything you've ever Dreamed

    時、五十才の元同僚A氏から「フミコ氏お願いだ。俺が結婚出来ない理由に心当たりがあるなら、遠慮なく言ってくれ」と言われた。じっと彼の顔を正面から見つめてみる。インターネットで人様の外見について述べるのはフェアじゃないので、僕が彼の顔についてどのようなジャッジをしたのか、敢えて言わない。ご両親と遺伝子を恨むしかない顔面と述べるにとどめておく。だいいち僕が言うと説得力が失われてしまうけれど、結婚と顔面はあまり関係ないし。 顔の不出来よりも気になったのは、貧しい心と葬式が映し出されたような陰気な表情。自覚してる「結婚できない」要因を訊くと彼は顔が良くないからと答えた。そして「あとは収入が少ないことかな」と続けた。これだよこれなんだよ。僕はダイレクトに言ってやる。「顔が悪い。収入がよくない。確かに君の顔は悪いし収入は生活保護以下だ。将来もない。年金も貯金もない。けれどそういう自分の劣悪さを理由や

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  • はじめてネクタイを締めた日を覚えているかい。 - Everything you've ever Dreamed

    はじめてネクタイを締めた日のことを時々思い出す。僕には忘れられない「はじめてのネクタイ」が二つある。ひとつめは普通のネクタイで、僕は父からその締め方を教わった。親戚の葬儀に出るときに父が僕の前後左右に立ち悪戦苦闘しながら教えてくれたのだ。この人はどうしてネクタイを締めるのが下手なんだろうと可笑しくなったのを、つい昨日のことのように思い出せる。ネクタイの締め方を人に教えるのはなかなか難しい。僕がそれを思い知らされたときには微笑み返してくれるはずの父は既に亡くなっていたのだけれど。 就職してからはほぼ毎日ネクタイを締めている。スーツにネクタイ。それをかつての上司は「サラリーマンにとっての鎧と刀だ」と言っていた。僕はスーツとネクタイがなかなか似合っているらしく、からは毎日、キャバ嬢からは毎回、誉められる。「カッコいい」「似合っている」。誉められたり虐げられると伸びる性分なので、休日もスーツにネ

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  • 「世界の半分をお前にやろう」とゆとり世代に言われた。 - Everything you've ever Dreamed

    ダメになった組織を蘇生させるのは、新しい組織をつくるよりも難しい。そんなネガティブな考えを持ちはじめたのは、営業部再建という名目で各部署へ異動した同僚たちに声を掛けたときだ。かつての同僚たちは言わば同じ釜の飯をべた最高の戦友。「もう一度やらないか」そんな僕の声に、彼らは全員が快く「イヤです」と固辞した。ストレスからの胃痛。理不尽なノルマ。課長である僕の性格。理由はいろいろあるが、一番大きなものは営業部門外注化方針によって先行きの見えない営業部には戻りたくないという至極当然のものであった。 土曜、夜。人の薄情さにやりきれなくなった僕は駅前の居酒屋でカウンターの人となりメソメソ酒を飲んでいた。突然、後ろから声を掛けられた。声の主に覚えはあって、調子なら黙殺するところだけれども、メソメソだった僕は「久しぶりだな」と振り返って返事をした。僕はしくじった直後にしくじりに気づいてしまう。 声の主は

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  • 「豊かさ」って何だろう? - Everything you've ever Dreamed

    「豊かさ」って何だろう?不惑を迎え人生の折り返しターンをしたからだろうか、最近そんなことばかり考えている。真っ先に思いつくのは金カネマネー。豊かさは金だけじゃない。カッコいい車に乗ることや、大きな家に住むといった「モノ」を豊かさとする人もいれば、大勢のガールフレンドとの交遊のような賑やかな時や、心の落ち着く静かな暮らしといった「時間」を豊かさと考える人もいる。また、地方に移住してトマトを見つめながらサラリーマンを揶揄することに豊かさを感じるような哀れな人もいる。豊さとは人それぞれ。いつもそんなつまらない結論に至るわけだけれども、僕はその過程で一人の中年男を思い出してしまう。 四半世紀も昔のことだ。当時、僕は県立高校に通う高校生で、吹奏楽部、俗称ブラバンでトロンボーンを吹いていた。コンクールや大会に出場しないユルいブラバンだったので、音楽室の隣にあった音楽準備室で、女の子のことやゲームのこと

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  • 子供が出来ました。 - Everything you've ever Dreamed

    子供が出来た。といっても僕の子供ではなく、以前お付き合いをしていた女性が子供を産んだのだ。インターネットは残酷な代物で、時に、知りたくもない情報まで流れてきてしまう。偶然ながめていたフェイスブックのタイムラインに共通の友人、つまり彼女の旦那から出産の報告があった。良くいえば猿似、悪くいえばママ似の愛くるしい赤ん坊の写真。光の速さで投稿された写真それぞれに執拗に「いいね!」をつけておいた。ちなみに彼女と僕はフェイスブックの友達ではない。彼女からMixiのアクセス拒否されてもう七年になる。 僕らの関係は彼女から突然、一方的に切られた。「もう無理」の一言だった。『全裸筋肉バスター』か『秘技/水餃子』が原因ではないかと考えているが、はっきりした理由はわからない。きっと永遠にわからないだろう。「水餃子最低だったわ」と今さら指摘されても僕も困る。彼女の旦那とも顔見知りで、彼女と別れてからは彼とも会って

    子供が出来ました。 - Everything you've ever Dreamed
    monster_hiron
    monster_hiron 2015/09/24
    青い薬って副作用あってホント大変!(最近、飲み始めました)
  • 死んだ父の愛人に会いに行った。 - Everything you've ever Dreamed

    父に愛人がいたかも。そんな話を聞かされたのは父が死んで数年が経ったころだ。その頃の僕は二十代半ばの社会人なりたてで給料も低く、携帯の料金や車のローンを支払うだけで精一杯の現実にいたものだから、愛人をリアルなものとして受け入れるのはちょっと難しかった。それを僕に教えたのが母で、ゲラゲラ笑いながらの情報提供もまた、現実離れに拍車をかけていた。 父は若干チビ微妙にデブ確実にハゲというマイナス要因を差し引いてもイケメンの土俵際に踏みとどまっていた。父のダニー・デビートのようなイケメンぶりを認めてはいても、愛人については気に受け取っていない母であった。当時、母の余裕の理由がわからなかったけれど、今、父の年齢にあと数年で追いついてしまう僕には、父の遺伝子を引き継いだ僕にはわかる。多分、当時の父は僕と同じように不能だったのだと。 それよりもずっと昔。父は幼い僕に1枚の写真を見せながら人生を楽しみたいの

    死んだ父の愛人に会いに行った。 - Everything you've ever Dreamed
    monster_hiron
    monster_hiron 2015/05/12
    最後言いたいだけじゃん!笑
  • モンキーにプリンセスの名前をつけることについて - Everything you've ever Dreamed

    (削除)

    モンキーにプリンセスの名前をつけることについて - Everything you've ever Dreamed
    monster_hiron
    monster_hiron 2015/05/08
    最後言いたいだけじゃん(笑)
  • 超優秀な部下が会社を革命しはじめた。 - Everything you've ever Dreamed

    「チャンスをピンチに変えた数で男の価値は決まる」そう仰っていた部長(故人/無縁仏)なら今の営業部を何と評するだろう。チャンスだろうか。ピンチだろうか。 研修を終え今月から配属された超優秀な部下のおかげで革命的に仕事が捗っている。仕事は数字だ。新しい風が吹き、新規開拓数(訪問件数/テレアポ数)はここ10年の月次で最高値を記録、人手不足で滞りがちだった事務処理も円滑にこなされている。他部署からの我が営業部に対する見方や陰口も、かつては、お荷物、壊し屋、営業インポと厳しいものが多かったが、オマケ、役立たず、害虫と、いくぶん柔らかいものになってきたようだ。 気持ちよく仕事が出来ているのが大きい。恥ずかしながら有史上、我が営業部においてまともな人間関係が形成されたことはない。日語がわかっているのか疑わしい上司。己がわかっていない自称必要悪な部下。彼らが巻き起こす数々のテロ行為。そんな彼らとの忌まわ

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  • 俺らのインターネット、その終わり - Everything you've ever Dreamed

    何が契機でそんな話になったのか知らないけれど年末年始からインターネットが窮屈で不自由になった、面白くなくなったという話を目にするようになった。1998年からインターネットで文章を書いている僕からみれば、インターネットは当時から今と変わらず窮屈で、不自由で退屈なものだった。ただ、今と違うのは、何かおもしろいことをやろうという熱みたいなものがそこにはあって、窮屈さや不自由さみたいなものが中和されていたところだ。自由で、楽しいインターネット。楽園としての俺らのインターネット。そんなスローガンがあの頃、インターネットに集まった人たちにはあったと思う。 もちろん、インターネットは現実と隣り合わせにあるので、今と若干毛色は違ったけれども、現実と同じように窮屈さや不自由さ、それから金の匂いもあった。オフ会やネットバトルやHP、掲示板設置管理の煩わしさ、バナー広告。確かにそれらはあったけれども今よりずっと

    俺らのインターネット、その終わり - Everything you've ever Dreamed
    monster_hiron
    monster_hiron 2015/01/06
    おじさんが赤ん坊の格好して大量のワカメを食べていた動画とか、Wii買えないおじさんの動画とかがアップロードされていたインターネット時代、またこないかな、、、