何年も繰り広げられてきたAppleとチップメーカーQualcommの係争が、ようやく終止符を打った。両社は米国時間4月16日、Appleの契約メーカーとの間のものも含めて、すべての訴訟を取り下げることで合意した。合意内容にはAppleからQualcommへの支払いも含まれるが、金額は公表されていない。また両社は、4月1日から6年間のライセンス契約に加えて、複数年のチップセット供給でも合意した。 両社は、2017年1月から特許訴訟を繰り広げていた。Appleは同月、Qualcommが自社のチップに対して不当なライセンス料を請求していること、また、契約に基づく約10億ドルの払い戻しが滞っていることを訴えて、訴訟を起こした。Appleは訴状の中で、Qualcommは「不正なライセンスモデル」を構築して過剰なロイヤルティを要求しているとも主張した。 それを受けてQualcommは同年7月、 米国際