持ち主に知られることなくスマートフォンを追跡するアプリの市場が急成長している。こうしたスパイアプリは、音声通話やテキストメッセージの履歴、写真などのスマホ内のコンテンツを吸い上げて、このアプリをひそかにインストールした人物に送信する。このようなアプリはストーカーウェアと呼ばれている。さらに今回、米国人の10人に1人が現在のパートナーや元交際相手に対して、このようなアプリを使った経験があると回答していることが、ウイルス対策企業のNortonLifeLockが米国時間2月12日に発表した調査結果で明らかになった。 NortonLifeLockがThe Harris Pollと共同で実施した今回の調査では、この手のアプリを使う人の割合は、男性のほうが女性の2倍以上多かったことも判明している。NortonLifeLockの研究者、Kevin Roundy氏によれば、このようなアプリは盗難防止や子ど