中編「介護行政の厳しい現状を緩和させるためには、「姥捨て山拠点」をつくる必要があるかもしれない」で、“介護の今”について厳しい指摘をしたやまもと氏。最終回となる今回は、自身がロシアで体験した「社会保障が崩壊するということ」を踏まえて、高齢化が進む日本社会における、社会保障全体が抱える問題の解決策を探っていく。 取材・文/みんなの介護 「社会保障をこれだけ下げましょう」という結論に至るには、まだまだ議論が足りない みんなの介護 中編のお話(「介護行政の厳しい現状を緩和させるためには、「姥捨て山拠点」をつくる必要があるかもしれない」)を伺っていると、「地方創生」という命題が本当に必要なことなのか、疑問に思えてきてしまいます。 やまもと 福島県のとある町があるんですが、ここを例にとってみましょうか。ここは、中核市からさらに奥まった秘境のような場所なんですが、そこにいた企業群は早くに撤退していきま
![やまもといちろう「「年金廃止」「医療費負担を増額」 なんてことをしてしまうと 猛烈な勢いで高齢者が死んでしまう。 そんな社会は望ましくない」|賢人論。|みんなの介護](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dfaae341902dc1e16243b5e71dddbc8112cc5642/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.minnanokaigo.com%2Fcontent_meta%2Fdata%2Fog_image_191_100-20220215171518.jpg)