神戸大学杉本真樹医師は、医療画像を汎用コンピュータに取り込み閲覧・加工できるアプリケーション(DICOMビューワOsiriX)をジュネーブ大学と共同開発し、全世界へ無償で配布している。OsiriXは2D, 3Dへ加工した医療画像をモバイル情報端末iPad/iPhoneへ転送できるため、個人単位での利用に最適である。さらにステレオ立体視機能を標準装備しており、赤青3Dメガネを装着するだけで患者の病態が立体的に把握できる。神戸大学消化器内科では、医学教育にあたり個々の学生が自分でiPad上で直接画像操作しながら、自分で診断を下すような模擬診療を取り入れるなど、自主的医療教育を行っている。 さらに神戸大学外科と共同で, カーナビゲーションのように手術にiPadを利用し、 手術の安全性や確実性、時間短縮などに貢献させている。同様に外科医不足解消の糸口として、若手外科修練・外科教育にも活用してい
OsiriXの新バージョン3.9.2のメニュー項目の「プラグイン」に「データベース」という項目があります。そこに「PDF to DICOM」や「JPEG to DICOM」という項目が選択可能です。ここで、PDFやJPEG形式のファイルをOsiriXにDICOMとして取込むことが可能になりました。ここで面白いことを発見しました。患者氏名が半角英文字であれば、検査画像の1シリーズとして取込むことが可能なのです。 例えば、あるCT検査のPDF形式の読影結果レポートを取込む際は、該当するCT検査を選択し、そこで、「プラグイン」→「データベース」→「PDF to DICOM」の順で選択します。そうすると、PDFファイルを選択する小ウィンドウが表示されるので、該当するレポートを選択して、「開く」を押すと、所定のCT検査の中に取り込まれます。 これは大変に便利な取込み方法です。これまでは、取込んでも、
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