科学技術の社会実装による より進んだ世界の実現を目指す 独創的な研究成果は、製品や技術の開発をもたらし、新たな市場の創出や拡大等により経済の発展を促してきました。 また、医療や食料事情等に関わる新たな知見がもたらす疾病の解明・克服と衛生的環境改善の結果、多くの病気が克服され、平均寿命は飛躍的に伸長してきました。 自然災害の予測や防災技術においても、生活の危険は減少し、交通の発達などにより利便性は格段に向上し、さらに、昨今の情報・通信技術の飛躍的発展は生活を楽しむ新たな手段の実現に大きく貢献しています。 様々な成果を新たな技術やものへとつなぎ、社会・経済に大きなインパクトを与え、福祉の向上や地球規模の問題を解決の実現された世界をもたらすには、より多様な科学技術の研究進捗が不可欠であると私たちは考えます。 私たちの目指すビジョンは「現在より進んだ世界の実現」です。 研究環境の改善や科学技術振興
ポイント ヒトES細胞、iPS細胞は分散培養すると「過剰な細胞運動(死の舞)」を起こし細胞死に至る 「死の舞」と細胞死の原因はミオシンの過剰な活性化。その阻害で細胞死を回避できる 「細胞死」と「生存」を切り替えるスイッチ機構の異常が腫瘍化を促進する 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、ヒトES細胞、iPS細胞など(ヒトES細胞など)の多能性幹細胞※1の培養を難しくしている高頻度の細胞死※2のメカニズムを分子レベルで解明し、細胞培養の効率化と安全性を向上させる技術を開発しました。理研発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センター長)器官発生研究グループの笹井芳樹グループディレクター、幹細胞研究支援・開発室の大串雅俊研究員らを中心とした研究グループの成果です。 ヒトES細胞などの培養は、マウスES細胞の培養と比べて技術上の障壁が高く、それが研究開発を遅らせる要因となっていまし
異状死や診療行為に関連した死亡の死因究明のため、死亡時画像診断(Ai=Autopsy imaging)の活用方法などについて議論する厚生労働省の「死因究明に資する死亡時画像診断の活用に関する検討会」(座長=門田守人・日本医学会副会長)は8月5日の会合で、Aiを前向きに推進することで意見が一致した。同検討会では、Aiの推進に向けた予算措置などを求めて提言していくという。 【関連記事】 Aiの小児全例実施で賛否―厚労検討会 死因究明モデル事業「解剖主体」を問題視-海堂氏 放射線科医の地位向上に「診療報酬増を」 Aiの保険収載を望む専門医が75%―救急医学会 死亡時画像病理診断、費用に課題 この日の会合では、関係学会などからAiの活用について話を聞いた。発表したのは、検討会メンバーの北村善明氏(日本放射線技師会理事)、長谷川匡氏(札幌医科大教授)、池田典昭氏(九大大学院医学研究院法医学分野教授
人体のさまざまな組織や細胞に成長する能力を持つヒトのES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)の塊を一つずつバラバラにして分散培養すると、高い確率で細胞死を引き起こす原因を理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)のチームが解明した。細胞移植治療の安全性向上に役立つという。日本時間7日付の米科学誌セル・ステム・セルに論文を発表した。 チームは平成19年、ヒトES細胞やiPS細胞に限り、分散培養を行うと99%の確率で細胞死を起こすという問題を発見。「Rhoキナーゼ」という酵素の活性化により細胞死が起こることから、この酵素の働きを阻害する薬剤を使い、細胞死を抑えることに成功したが、詳しい原因はわかっていなかった。 チームは詳細な観察を行い、分散培養の開始直後から、細胞が表面を泡立たせる激しい細胞運動を起こし、破裂して死に至る特有の現象「死の舞」を突き止めた。細胞分散と同時
神戸大学杉本真樹医師は、医療画像を汎用コンピュータに取り込み閲覧・加工できるアプリケーション(DICOMビューワOsiriX)をジュネーブ大学と共同開発し、全世界へ無償で配布している。OsiriXは2D, 3Dへ加工した医療画像をモバイル情報端末iPad/iPhoneへ転送できるため、個人単位での利用に最適である。さらにステレオ立体視機能を標準装備しており、赤青3Dメガネを装着するだけで患者の病態が立体的に把握できる。神戸大学消化器内科では、医学教育にあたり個々の学生が自分でiPad上で直接画像操作しながら、自分で診断を下すような模擬診療を取り入れるなど、自主的医療教育を行っている。 さらに神戸大学外科と共同で, カーナビゲーションのように手術にiPadを利用し、 手術の安全性や確実性、時間短縮などに貢献させている。同様に外科医不足解消の糸口として、若手外科修練・外科教育にも活用してい
OsiriXの師匠である神戸大の杉本先生が、これまた師匠のニュートングラフィックス社の菅野社長の支援の元、札幌で講演会をします。下記の通りです。是非、よろしくお願いします。早い者勝ちですぞ!! iPad手術、iPad医学教育などで今話題の無償医療画像解析アプリ OsiriXを、すぐにはじめられるセミナーです。本邦初の日本語解説アプリも公開。最先端医療の一端が自分の手元で体感できるチャンスです。医療関係者をはじめ医療とコンピュータ、医療画像解析、OsiriXに興味がある方、皆様ふるってご参加ください。 対象:医療とコンピュータ、医療画像解析、OsiriXに興味がある方。(医療関係者が中心) 定員:約40名様 (先着順) 主催:Team OsiriX Japan 代表 杉本真樹 (神戸大学内科講師・医師・医学博士) 共催:ニュートン・グラフィックス お問い合わせ:ニュートン・グラフィックス 担
北海道スタートアップスタジオが運営するIDEAプログラムでは、DAY1:8/3(土)において「起業の科学」著者である田所雅之氏による講演を開催いたします。 本講演は、プログラム参加者に限定して開催予定でしたが、札幌での田所氏による貴重な講演の機会であることから、広く一般の皆さまにも視聴頂けるように致しました! スタートアップの成長のヒントや、道内の経済活性化につながるヒントを得られると思います。 田所氏ご本人が札幌に来られるので、直接お言葉を交わせる良い機会でもあります。 参加ご希望の方は、応募用特設ページよりお申込み下さい。 ご応募お待ちしております! ■実施概要 ・講演テーマ 北海道からイノベーションを起こすための6つのポイント ・開催時間 10:00-12:00 ・募集人数 現地視聴:30名程度、オンライン:制限なし ・募集期限 7月31日(水)予定 ・現地会場 EZOHUB
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