科学技術の社会実装による より進んだ世界の実現を目指す 独創的な研究成果は、製品や技術の開発をもたらし、新たな市場の創出や拡大等により経済の発展を促してきました。 また、医療や食料事情等に関わる新たな知見がもたらす疾病の解明・克服と衛生的環境改善の結果、多くの病気が克服され、平均寿命は飛躍的に伸長してきました。 自然災害の予測や防災技術においても、生活の危険は減少し、交通の発達などにより利便性は格段に向上し、さらに、昨今の情報・通信技術の飛躍的発展は生活を楽しむ新たな手段の実現に大きく貢献しています。 様々な成果を新たな技術やものへとつなぎ、社会・経済に大きなインパクトを与え、福祉の向上や地球規模の問題を解決の実現された世界をもたらすには、より多様な科学技術の研究進捗が不可欠であると私たちは考えます。 私たちの目指すビジョンは「現在より進んだ世界の実現」です。 研究環境の改善や科学技術振興
2010年08月02日00:23 開腹、腹腔鏡下での視野の違いをOsiriXで探ってみる カテゴリ医療 最近、胆嚢摘出はほとんどが腹腔鏡下になりつつある。今後、大腸、胃も鏡視下の割合が増えるだろう。意外と躓くのが視野の違いである。同じ臓器でも、開腹・腹腔鏡では見える場所が異なるのだ。そこで、OsiriXを使って胆嚢摘出おける両者の違いを探ってみた。 右図は開腹における視野である。矢印の部分が影になるため、胆嚢頚部の剥離は上面からが中心となる。また、底部からの剥離も同時進行で行うことが多いため、矢印の部分の処理は最後になることが多い。開腹では肋骨弓下との位置関係も重要で、本症例では肝臓が比較的下にあるので、視野は悪くないと思われる。 一方、腹腔鏡の場合、胆嚢頚部を持ち上げると矢印の部分が正面にくる。ここで胆嚢の壁を剥きながら胆嚢管を露出していくのだが、開腹では後回しにされる部位が手術の始めに
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