サムスン電子の米国向けウェブサイトにトロイの木馬が仕掛けられていることが明らかになった。インターネットセキュリティ会社Websenseによると、このトロイの木馬は、キーボード入力の記録、アンチウィルスソフトの無効化、オンラインバンキングのパスワード盗取などを行う。 Websenseは先週のアラートで「同ウェブサイトには現在、訪問者が気付かないうちに感染ファイルをダウンロードさせるエクスプロイトコードはない。サムスン電子のサイトはトロイの木馬に感染しており、インスタントメッセージや電子メールからのリンクで誘導されたユーザーに感染ファイルを広めている可能性が非常に高い」と説明した。 WebsenseのオーストラリアカントリーマネージャーJoel Camissar氏はZDNetの取材に対し、サムスン電子に問題は通知されているが、感染したファイルの除去はまだであると述べた。 同氏は「同ウェブサイト