Published 2018/12/27 20:48 (JST) Updated 2018/12/27 21:15 (JST) 韓国海軍の駆逐艦が石川県・能登半島沖で海上自衛隊P1哨戒機に火器管制用レーダーを照射した問題。防衛省は「一定時間継続して複数回照射された」と声明を出し不測の事態を招きかねないと主張、韓国側の「哨戒機には一切照射していない」との言い分に不満を募らせている。これに対して航空自衛隊トップ、元航空幕僚長の田母神俊雄氏がツイッターで「全く危険でない」「大騒ぎしなくてよい」と政府や自衛隊の見解とは違う「異論」を発信、注目を集めている。これは一体どういうことなのだろうか。(共同通信=柴田友明) 「全く危険でない」 岩屋毅防衛相が「極めて遺憾で、韓国側に再発防止を強く求める」と記者会見したのは照射問題が起きた翌日の12月21日。同じ日に田母神氏は「日本政府が危険だということで韓国