葬儀のこれから⑲より 家の者が亡くなればその家の跡撮りが喪主となって葬儀を開き、香典はその家(喪主)がいただくことになる。例えば母方の祖父が亡くなったといって、自立していない孫が香典を出すことはない。香典を包むようになるのは、例えば分家した場合であって、長子相続する場合は、その家の戸主として香典を包むことになる。ようは家族それぞれが香典を包むのではなく、家の代表として包む。香典に限らず、地域社会の付き合いは家単位で行われることがほとんどだ。したがって、よほど親しくない以上、同じ屋根の下に住む者が香典をそれぞれで包むことはない(と思っているがそうではない地域、家もあるのかもしれないが)。何を述べたいのかといえば、別家したとたんにつき合いが始まる相続外の兄弟は、実は義理が嵩むというわけだ。どの時点で後を継ぎ、代替わりするかもあるが、相続者は親の付き合いを引き継がなくてはならないが、そのいっぽう
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