日本の国民的なソフトドリンクとして有名なカルピスは、その由来も、モンゴルと縁深いことで知られています。 カルピスは、創業者の三島海雲が、内モンゴルのモンゴル人からご馳走してもらった「酸乳」をヒントに生まれました。カルピスの水玉模様は、カルピスの誕生日である7月7日の七夕を意味すると同時に、モンゴルで見た星空にも由来すると言われています。 さて、このカルピスのもととなった「酸乳」とは、いったい何なのでしょうか。三島海雲が「酸乳」に出会ったのは、1908年の内モンゴルのケシクテンでした。その後、1996年と1997年にカルピスは同地で調査を行ない、ツェゲー(馬乳酒。モンゴル国では「アイラグ」と呼ばれる)から、カルピス酸乳に使われる乳酸菌の一部を発見しました。 このことから、カルピスはツェゲー(馬乳酒)由来の飲み物として、書籍やネットで紹介されています。 ところが最近になって、ある有名企業の研究
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