SNS上であおり運転事故被害を告発も、実は投稿者が“加害者”の疑惑が浮上し、大騒動となっている。ツイートした本人は“ツイ消し”して逃亡。顔出しでさらされた被害者の男性は、弁護士に相談し、泣き寝入りしない姿勢を示した。被害者から相談を受けている藤吉修崇弁護士に法的な問題点と今後の対応を聞いた。(取材・文=水沼一夫) 【動画】事故の瞬間を捉えたドライブレコーダーの映像…「投稿内容は全くの虚偽です」 「こいつに煽り運転されてつっこまれたんだけどこいつの事知ってる人いますか?」 ツイッター上にあおり運転被害を訴える投稿がアップされたのは2月17日だった。添付された画像には、前方に1台の車が停車しており、電話中の男性と女性の姿が写っている。2台の車がぶつかった事故後の様子を捉えたものだ。 画像は少なくとも147万回以上表示され、2567件のリツイートと6169件のいいねを受けるなど、瞬く間に拡散した