7日(米国時間)、Baculaの最新版となるBacula 2.4.0が公開された。BaculaはLinuxやFreeBSD、Mac OS X、Windowsなど複数のプラットフォームで動作するように設計されたエンタープライズレベルの高性能バックアップソリューション。もともとPalmのバックアップや大規模商用アプリケーションと同じレベルの機能の提供、30年間にわたるデータ互換性を実現などを目指して開発がおこなわれてきたソリューションだ。 Bacula 2.4.0はバグ修正を実施したメジャーリリースバージョン。デバイスリザベーションやオートチェンジャーハンドリングなどに関するストレージデーモンの書き換えが実施されている点が注目される。ちなみにBaculaはBackup Draculaの略称だ。背後に忍び寄って血を吸うドラキュラと、背後で自動的にバックアップを実施するアプリケーションをかけている