若い男女の切ない恋愛を描き海外でも高い評価を得ている映画「君の名は。」が、中国とタイで公開された日本の映画として、それぞれ歴代の興行収入の記録を更新しました。 映画を配給する東宝によりますと、このうち中国では今月2日の公開から16日間で興行収入が日本円で90億円を超え、中国で公開された日本の映画としてこれまで興行収入が1位だった「STAND BY ME ドラえもん」の記録を更新しました。 タイでも先月の公開から2週間で興行収入が日本円で1億4000万円を超え、歴代の日本映画の記録を抜いて1位になりました。 「君の名は。」は、体が入れ代わった高校生の男女が、すれ違いを重ねるという切ない恋愛のストーリーや、映像の美しさで人気を集めていて、これまでに配給が決まったのは92の国と地域に上っています。 フランスや韓国でも近く劇場公開される予定で、日本のアニメーション映画が世界でどれだけ人気を広げられ