日本ラグビー協会がジャニーズ事務所所属の櫻井翔(41)が務める「ジャパンラグビーアンバサダー2023」の続投を決定したことを受けて、開催中のW杯で日本代表への影響を懸念する声が高まっている。 櫻井はフランスW杯に出場するラグビー日本代表の認知度向上などを図るアンバサダーに就任して11月20日までの契約となっているが、ジャニーズ事務所の性加害問題が世界各国で注目を集めるようになり、W杯開催国フランスの大手紙「ル・モンド」がアンバサダー起用を批判するなど波紋を呼んでいる。 そうした中、ラグビー協会は「このたびの事務所の社会的責任と、櫻井氏個人の活動は、切り離して考えています。櫻井氏は元ラグビー競技者としてまたラグビーファンとして、常にラグビーを応援し続けてこられており、着任いただいているジャパンラグビーアンバサダー2023の役割に現時点で変更予定はありません」と櫻井のアンバサダー続投を決定した