表領域のフラグメンテーションを解消する エクステントに関連して、表領域のフラグメンテーション(断片化)という問題がよく発生します。前ページの図3で確認した表領域の空き容量は、データとして使用されていない領域の総計になります。Oracleはエクステント単位で領域を確保していきます。オブジェクトなどの構成要素が削除された場合、割り当てられていた領域は解放されて空き領域となります。表領域内のさまざまな個所で確保された領域であれば、削除に伴う空き領域は必然的に分散して生じます。 また、エクステントは連続したデータ・ブロックで構成されたデータ管理の最小構成要素ですので、隣り合ったエクステントが存在したとしても、またがってデータを確保できないという状況も生まれます。さらに「PICTINCREASE」を増分で設定していると、過去に使用されたエクステントよりも大きなエクステントを確保しようとしますので、過