GNU/LinuxでのErlang/OTPの導入手段はいくつかあるが、ここでは kerl を使う方法を採用する。以下のような利点がある。 簡単に導入できる ( build と install コマンドを実行するだけ) 最新版のErlang/OTPが使える (erlang.orgで配布されているソースコードからビルドするのでリリース直後から使える) 複数バージョンのErlang/OTPを導入・管理できる 特に3はErlangで複数のシステムを開発・保守する際に重宝する。Erlangの異なるバージョンだけでなく、同じバージョンでビルドオプションを変えたもの(HiPEのあり/なし、最小構成のアプリケーションのみなど)をいくつでも導入して、切り替えながら使える。 準備 Erlangのビルドに必要なパッケージを導入する。 Fedora、RHEL、CentOSの場合 $ sudo yum instal