日本時間の昨年11月27日、アメリカ株式市場でマイクロソフトが時価総額8129億6000万ドルを記録し、アップルに3000万ドルの差をつけてトップに躍り出たというニュースが世界をかけめぐった。 アップルは首位の座を即座に奪い返したものの、一瞬でもマイクロソフトに時価総額で抜かれたのは、実に2010年以来のこと。当時を振り返ってみれば、アップルはiPhoneシリーズの第4世代モデル(iPhone 4)を6月に発売しているが、片やマイクロソフトはWindows Phoneシリーズの初代モデル(Windows Phone 7)を9月にようやく完成させている。 かつてマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は「すべてのデスクとすべての家庭に1台のコンピュータを」というビジョンを掲げ、見事に実現させた。しかし今、時代の主流はパソコンからスマートフォンにすっかりと移り変わっているのは、いうまでもないだろう
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