「ニンテンドー3DS」のウリである裸眼での3D表示を楽しんだ(?)日経エレクトロニクス分解班(分解その2)。いよいよ,3DS本体の分解作業に取り掛かる。 まずは,メイン基板などが格納されているであろう筐体下側の分解作業に取り掛かる。機器の分解をする際,最大の難関になることが多いのがこの作業だ。特に米Apple社の「iPhone」や「iPad」などは,ネジが使用されずに上下の筐体をかみ合わせていることが多く,分解班を苦しめてきた(「iPhone 4」の分解記事,「iPad」の分解記事)。 ただし,3DSに関してはこうした心配は無用だった。本体の裏側には4本のネジがあり,いずれもプラス・ドライバーで開けられるものだ。今回の分解はすんなりと進む予感がする。 この4本のネジを取り外すと,Liイオン2次電池が顔を出す。電池容量は1300mAhである。任天堂によると,連続駆動時間はニンテンドー3DSソ