大樹町のベンチャー企業が開発したロケットは4日午前5時45分に打ち上げられました。ロケットは打ち上げからおよそ4分後に民間単独のロケットとしては国内で初めて宇宙空間に到達し、打ち上げは成功しました。 打ち上げられたのは大樹町のベンチャー企業、インターステラテクノロジズが開発・製造した全長10メートルのロケットです。 打ち上げは4日午前5時45分に行われ、およそ2分間エンジンを燃焼させて上昇し、およそ4分後には目標としていた高度100キロの宇宙空間に到達し、打ち上げは成功しました。 国内の民間企業が単独で開発・製造したロケットが宇宙空間に到達したのは初めてのことです。 機体はその後、予定通り海に着水したことが確認されました。 おととし7月の初めての打ち上げでは機体に想定以上の力がかかり、高度10キロのところで破損したほか、去年6月の打ち上げでは直後に落下・炎上し、今回が3回目の挑戦でした。
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