この連載では「デザイン思考」の概念・外縁をストレッチするようなトピックに触れてきた。今回はデザイン界の新種(珍種)の「ビジネスデザイナー」という特定の職種に焦点を当て、デザイナーの果たす役割や位置付けの変化について紹介したい。 デザイン界の新種・希少種「ビジネスデザイナー」 この連載を始めてから、「ビジネス出身の人間として、デザインファームでどのように働いているのか、その実態を聞きたい」という問合せを、経営コンサルティングファームに勤める何名かの方から頂いた。まだまだ数は少ないだろうが、ビジネスからクリエイティブへの転身は徐々に注目されているように感じる。 この記事は、さまざまな人に行った断片的な回答を、総集編的にまとめたものにもなっている。 海外のビジネス誌で「これからの10年、消えるデザイナー、生まれるデザイナー」というテーマの特集をちらほら見かけるようになった。流行りのVRやAI、新
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