子どもたちがスマホで、いじめの匿名通報ができる「Kids’ Sign(キッズサイン)」を川越市が自治体で初めて導入したことを、サービスを提供するアディッシュが発表した。川越市内の公立中学校22校、市立高校の1校に導入され、いじめの早期発見、抑止に取り組む。 ソーシャルメディアモニタリングなどを手掛けるアディッシュは、2007年に起きたネットいじめによる生徒の自殺をきっかけに、子どもたちをネットトラブルから守る「スクールガーディアン」事業を設立。学校非公式サイトのパトロールや、ネットいじめの早期発見や対策などソーシャルメディアの活用について、学校関係者をトータルにサポートしている。現在、全国の私立学校180校以上が導入している。 学校で定期的に実施されるいじめに関する紙のアンケートでは、リアルタイムにキャッチアップできないという問題点があった。「Kids’ Sign(キッズサイン)」は、子ど