国内オークション市場の取引データを、過去10年分300億件以上蓄積しているのがオークファンだ。オークション独自の指標「落札率」「入札数」といった新たな切り口から、音楽アーティストの人気を分析した。 音楽アーティストの人気を示すのは、音楽チャートの順位やライブ動員数が定番の指標となっている。 その一方で、オークションのように個人が主観に基づいてプライシングできる二次流通市場では、需要と供給が交わる“価値”により、隠れた人気アーティストが浮き彫りになるのではないだろうか。 そんな仮説の下、国内最大級のショッピング・オークション一括検索・比較サイト「aucfan.com」を運営するオークファンは、インターネットオークションに取引データから音楽アーティストの人気動向を分析した。 ネットオークションのデータを過去10年にわたり300億件以上蓄積し続けているが、今回は、2015年1月~2016年8月の