北九州市の交差点で、赤信号を無視して道路を横断したうえ、ミニバイクと衝突し、運転していた高齢者に大けがを負わせたとして、70歳の歩行者が書類送検されました。警察によりますと、歩行者がバイクよりも重い過失があるとして検挙されるケースは極めて珍しいということです。 警察の調べによりますと、去年11月、自宅近くの市道の交差点で、赤信号を無視して道路を横断したうえ、青信号で交差点に入ってきたミニバイクと衝突し、運転していた高齢者の頭などに大けがを負わせたとして、重過失傷害の疑いが持たれています。 自身も足の骨を折る大けがをしていて、警察はミニバイクを運転していた高齢者についても、過失運転傷害の疑いで書類送検しました。2人とも容疑を認めているということです。 警察によりますと、歩行者とミニバイクの交通事故で、歩行者がバイクよりも重い過失があるとして検挙されるケースは極めて珍しいということです。 福岡