京都の夏を彩る祇園祭の行事の一つで、来週24日に行われる予定だった花傘巡行について、主催する団体は、猛暑が続き熱中症が懸念されることから中止を決めました。暑さを理由に花傘巡行が中止されるのは初めてです。 ところが、ことし京都市では連日のように最高気温が38度前後に達する猛暑が続き、気象台が高温注意情報を発表しています。 花傘巡行には300人近い子どもやお年寄り、それに着物姿の女性なども数多く参加し、熱中症が懸念されるとして、主催する祇園祭花傘連合会はことしの花傘巡行を中止することを決めました。 昭和41年から行われてきた花傘巡行は、雨で中止されたことはありますが、暑さを理由に中止されるのは初めてです。 連合会の事務局を務める八坂神社は「文部科学省が、校外学習や部活動について、気温や湿度が高い日は中止や延期などの柔軟な対応をとるよう通知していて、子どもの保護者からも熱中症を心配する声や参加を