ロックウールの繊維 ロックウールあるいは岩綿(がんめん)とは玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温で溶解し生成される人造鉱物繊維である。建築物などの断熱材や培地として広く用いられるほか、吸音材としても用いられている。耐火性にも優れていることから、アスベストの代替材として広く使われるようになった。主成分は二酸化ケイ素と酸化カルシウムで、単繊維径は3 - 10μm。 特徴[編集] 断熱材用[編集] 成型されたロックウール ビニールに包まれたロックウール 吹き付け用(湿式施工)と成型品(乾式施工)がある。また成型品には施工を容易にするために、ビニール袋に包んだ製品も多い。 セ氏700度まで形状を維持できるだけの耐熱性能があり、400度までのグラスウールよりも性能が良いが、ビニール袋やバインダーとして使用される接着剤のために火炎によって黒煙を発生する点はグラスウールと同様である。水に対して