丸眼鏡のオカッパ頭。人なつこい顔のお笑い芸人、松原タニシ(36)の全国怪談ツアーが盛況だ。 自殺や殺人事件などで人の亡くなった、いわゆる事故物件に5年前からこれまで合計6件、住み続けている。当初はテレビ番組の企画で始めた。ただ、霊感が強いのか弱いのかはあいまいで「幽霊を見たことはないけど、不思議な経験をたくさんする」という。 ツアー公演では、その経験を基にした実録ネタをひょうひょうとしたしゃべりで披露。6月には実録本「事故物件怪談 恐い間取り」(二見書房)という著書を初めて刊行し、すでに重版を重ね6刷(本人いわく「1万部以上、売れているみたいです」)という人気なのである。 そのことはTBS系「王様のブランチ」でも紹介されたからご存じの人も多いだろうが、今も東京・新宿区と大阪の事故物件の2件に交互に住み続けている。ちなみに、直近では5日午後7時から、東京・新宿角座で「恐い松竹芸能~売れない芸