名古屋市営バスで12日、車内販売用の乗車券や釣り銭が入った長財布(計3万6210円相当)がなくなるトラブルが起きた。車内や営業所内を捜しても見つからず、バスのドライブレコーダーを調べたところ、14日になって原因がわかった。 市交通局によると、男性運転士(50)から12日、「前日に財布を車内に置き忘れたかもしれない」と報告があった。車内や職場からは見つからず、ドライブレコーダーを確認したところ、11日午後0時53分ごろ、この運転士が運転席の右側にある窓のそばに財布を置きっぱなしにしていたことがわかった。翌12日早朝に別の運転士がバスを運転し、午前6時23分ごろに同市瑞穂区の交差点を左折した際、開けていた窓から財布が落ちる様子が映っていたという。職員が現場付近で財布を捜したが、見つからなかったという。 市交通局は12日に警察に紛失を届け出た。(高木文子)
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