メルカリは9月1日、出品禁止商品に「酸素缶」や「家庭用の血中酸素飽和度測定器」(パルスオキシメーター)、「家庭用の酸素濃縮器」、「犬猫療法食」を加えると発表した。2日から出品できなくなる。 メルカリでは従来から医療用機器の出品は禁止しいていたが、「深刻な感染状況が続いている」ことなどから、家庭用の酸素缶やパルスオキシメーター、酸素濃縮器の出品を禁止したと説明している。 メルカリの告知より(筆者キャプチャ) 酸素缶は、スポーツ後の疲労時や登山の際などに、酸素を補給するスプレー式の製品。医療ひっ迫への不安から購入希望者が増えているようで、実店舗でも品薄になっており、メルカリでも定価を大幅に上回る価格で大量に転売されていた。 血中の酸素飽和度を測るパルスオキシメーターの出品は、コロナ禍以降ニーズが高まっており、高額転売や買い占めがたびたび問題になっていた。空気を取り込んで窒素を取り除き、高濃度の