ALS(Amyotrophic Lateral Sclerosis/日本語名:筋萎縮性側索硬化症)は、全身の運動神経が障害されて筋肉が萎縮していく進行性の神経難病で、国の難病に指定されています。国内の患者数は9,557人(平成29年度末時点)、10万人に7~8人の割合で発症すると言われています。 病気の進行とともに、手足をはじめ身体の自由がきかなくなり、話すことや食べることのほか、呼吸することも困難になります。症状の現われ方や進み具合は患者一人ひとりで異なりますが、脳や心は病気の影響を受けないため、患者はみな考える力と意思を持ち続けます。 現在、世界中で様々なALSの研究が行われていますが、原因究明と治療法の確立には至っていません。ALSグローバルデイのイベントには、“一日も早く、ALSが地球上からなくなりますように。そして、それまではこの病気とともにみんな仲良く歩むことができますように…