電車やバスなどの交通機関はもちろんのこと、買い物にも利用できるSuicaなどのICカード。その内部にはICチップが埋め込まれており、“小さなコンピュータ”といわれることもあります。 実際、その動作には電気が使われているのですが、「Suicaを充電した」「電池交換した」という話は聞いたことがありません。では、これらのICカードはどうやって電気を得ているのでしょうか。 マンガをまとめて読む 解説 Suica、PASMOなどの「非接触型ICカード」には、学校で教わる「ファラデーの法則」が応用されています。これは「コイルの中の磁界を変化させると、コイルに起電力が発生する」というもの。「変化する磁界から電流を生み出せる」と言い換えてもよいかもしれません。 非接触型ICカードにはコイルが組み込まれており、磁気が出ている端末に近づけるとカードに電流が発生。それによって、通信を行う仕組みになっているのだそ
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