コントローラーを操作してテレビに映った3D映像を楽しむ――。1994年の初代プレイステーション(PS)の登場以来、20年間続いてきたゲーム機の楽しみ方が大きく変わるかもしれない。IoT(インターネット・オブ・シングス=モノのネット)の普及で、あらゆるモノがゲーム端末になる可能性が出てきたからだ。こうした動きをにらみ、従来にないユーザー体験(UX)ができる新しいデジタルゲームも登場しつつある。2月26日に都内で開かれたコンピューター技術者向けの勉強会「未来のゲーム」では、こうした問題意識での発言が相次いだ。