7月、福島県の常磐線双葉駅を訪れた。広場は整備され、駅舎後ろには公営住宅が並ぶ。役場からすぐ東の赤い丸型屋根の建物は、2023年春に進出した岐阜県の繊維会社の工場だ。東京電力福島第1原発がある双葉町は一時、町民全員が避難対象になった。少しずつ復興は進み、企業を誘致した産業拠点は「ほぼ埋まるような状況だ」と伊沢史朗町長は安堵する。原発敷地内に入ると様相は異なる。1号機は骨組みがむき出しになった
【トリノ=千葉大史】主要7カ国(G7)は29日からトリノで始まった気候・エネルギー・環境相会合で脱炭素策を協議した。石炭火力発電の段階的な廃止で合意する調整に入った。原則2035年までとの期限を示しつつ、各国の状況に合わせて例外も認める方向で協議を進める。今回のG7エネ・環境相会合は2023年末の第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)で合意した化石燃料の脱却加速や再生可能エネル
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