「生物と無生物のあいだ」という本を読みました。あちらこちらで絶賛されている本なので、今更僕がお薦めする必要はないのですが、確かに、こんなに説明の上手な、読んでて飽きない科学入門書は、久しぶり、と思いました。 ちょっと変な発想かもしれませんが、実は、この本を読みながら、「ネットって、生物と無生物の間のどの辺にいるんだろう・・・?」っていうことを、考えていました。 もちろん、ネット自身が生物学的な生物であるはずがありません。でも、街が一つの生態系として息づいている部分があるのと同じように、ネットにも、ある種息づいている部分がある。その自律性みたいなものって、どのくらいしっかりしてるんだろう。ネットは一つの進化系を作れるんだろうか?逆に欠けているものがあるとすれば、それは何なんだろうか。そんなことを、よく僕自身考えることがあるものですから、この本を読んでいる間も、ついつい、ヒントになるような発想
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