5月8日、ソフトバンクは議決権がない代わりに配当が普通株より高い優先株(無議決権優先株)の発行が可能となるよう、6月25日の定時株主総会に定款の一部変更を付議すると発表。写真は孫社長。2月撮影(2008年 ロイター/Albert Gea) [東京 8日 ロイター] ソフトバンク9984.Tは8日、議決権がない代わりに配当が普通株より高い優先株(無議決権優先株)の発行が可能となるよう、6月25日の定時株主総会に定款の一部変更を付議すると発表した。 これにより同社は、高い配当を求める個人株主を安定的に確保できるようになるほか、資金調達の手段を多様化する体制を整える狙いがある。 ソフトバンクは、6月25日開催予定の定時株主総会で定款の一部を変更する議案を付議し、了承されれば無議決権優先株を発行できるようになる。発行可能な種類株総数は18億株。 無議決権優先株をめぐっては、2007年に伊藤園259