Twitterカードの仕組みを利用し、コミックや書籍などのePubデータをツイートに埋め込むことで、他サイトに遷移せずタイムライン上で数ページを試し読みできる。最後まで読み切ると、ワンクリックで電子書籍購入ページへ移動する。 期待するのはTwitterユーザー間の拡散力を利用した新規読者の獲得だ。RTで紹介しやすく、感想やおすすめのコメントとともに、出版社や作家主導ではなく読者同士のソーシャルリーディングを一層促進するのでは――と、角川アスキー総研の社長を務める角川会長は期待する。 対応作品は「tw-epub.com」にまとめられており、作品ページからツイートすれば誰でも埋め込みツイートを投稿できる。現在は決められた冒頭の数ページを読める仕様だが、今後特に共有したいページをユーザーが選べる機能などを拡充していく予定だ。 オープン時点で約7000点が対応。現在までに他社を含む2万点の掲載依頼