ビジネスの将来を左右するような高度な経営上の判断に、おそらく正解はありません。 トップの経営層は除き、企業で働く多くの人々にとって、通常は、そんな決断をする機会にめぐり合わせることはないでしょう。 ここでは、その下のレベルの話になります。 一定水準の内部統制の仕組みが構築されている企業では、中間管理職以下の人々の日常の仕事の多くは、業界を規制する法律や税法、会計基準、社内規定などできっちり手順が決められていて、それを守っていればまず、間違いは起きないように仕掛けられています。 ところが、時々そのルールを参照せず、間違った独自の方法で仕事を進めようとする方が現れます。 ルールを見ない理由は、「面倒くさいから」「そもそもルールの存在を知らない」など、いろいろあるかと思われます。 まずいのは、自分だけじゃなく、周りのスタッフ職の方々にまでその「俺のやり方」を得々として説明しはじめちゃうことですね