営業成績はトップクラスで、自分は優秀な人間だと勘違いし、すべてにおいて「やる気」を勘違い。その結果、周囲から「扱いにくい人間」だと思われるようになり、予期せぬ部署に左遷されてしまうことに...。 『やる気の伝え方』(横山信治著、徳間書店)の著者は、このような失敗をしたことがあるのだそうです。つまり本書は、そんな体験を軸に「もっと上手に立ち回ってほしい」という思いを込めて記された書籍。根底に根ざしているのは、「やる気」の伝え方です。 「やる気」とは元気よく自己アピールすることではありません。 「やる気」とは、相手に伝わらなければ、自己満足です。即ち、目線が相手に向いていないということなのです。 (4ページより) きょうは、「Step 01 『上司との関係』を改善する」の中から要点をピックアップしてみます。 上司が陰湿だった時 人間には長所もあれば欠点もあるもの。そして、そのどちらに注目するか