信州山小屋ネット-北ア登山道美化イベント 20・21日ごみ袋登山者に配り 信濃毎日新聞社山岳雑誌を発行している出版社「山と渓谷社」（東京）や北安曇郡白馬村観光局などが２０、２１日、同村や同郡小谷村の北アルプス登山口で登山者にごみ袋を配り、目的地までの登山道のごみを拾ってもらうイベント「トラッシュチャレンジ」を開く。 同社が２００３年から、上高地や富士山などで行ってきた。今回の白馬エリアでは、白馬村猿倉、八方尾根、五竜、小谷村栂池自然園の４カ所の登山口と白馬岳や唐松岳の山小屋などで、縦横３０センチほどのポリ袋を無料で配る。拾ったごみは、４カ所の登山口で両日とも午後４時まで回収する。 山小屋関係者らによると、北ア一帯の登山道は、登山者の意識向上や高山植物の保護に取り組む「グリーンパトロール隊」の活動などもあり、ごみはほとんど落ちていないという。 チャレンジを通じて、登山道美化への一層の意識を持ってもらう狙いだ。問い合わせは観光局（電話０２６１・７２・７１００）へ。 【写真
