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fictionに関するmrknのブックマーク (2)

  • 世界崩壊後の世界

    僕は「一度崩壊した世界で生きている人々」を見るのが大変好きだ。 最近ようやくそれを自覚した。 キッカケは何だったのか定かではないが、思うに「クロノ・トリガー」の未来編や、古代編が非常にインパクトがあった気がする。 加えて僕自身は3.11の大震災で、都内を5時間歩き自宅まで戻るという体験をした。 あのときの物資がない、移動手段がない、何もかも止まっている、という現象は大変インパクトがあった。 それは多くの日人がそうだったと思う。 あのとき確かに「今そこにある自分の日常世界の崩壊」を見たのだ。 そして崩壊後の世界でどうやって生きよう?と過ったに違いない。 だから崩壊後の世界で生きている人々を、僕は見てみたい。 映画ではわりとある。アメリカテレビドラマでもあった(レボリューション) アニメ、漫画、ラノベでも見かけるようになった。 というか僕が無意識にそういうのを選んでいた気はする。 世界崩壊

    世界崩壊後の世界
  • 食べる自由

    トーキョーシティで働く一般社員の春部ダンは腹をすかせていた。時刻はちょうど正午、今から一時間は雇用の免除時間であるので、どこか適当なタベモノ店で事をとりたいところだ。ダンは労働部署を出て、タベモノ店地区に向かった。冬の寒さが身にしみる。こういう時は、暖かいカレーうどんでもべたいものだ。カレーうどんは一般社員のタベモノとしてふわさしい。 ダンは会社から発行された事許可カードがポケットに入っていることを確認しつつ、ぶらりとタベモノ店地区へ向かった。この事許可カードがなければ、事にはありつけないのだ。カードには非接触ICが搭載されており、ダンが事の権利を持つ者であるという身分証明もかねているのだ。 ダンには、というより、ほとんどの一般社員には、行きつけのタベモノ店などというものはない。一般社員が利用できるタベモノ店は数社の企業による寡占フランチャイズで、どの店でべてもちゃんと綿密に

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