6 MMX拡張機能 MMX拡張機能はPentium-MMX以降のX86系CPUに搭載されており,それより旧式のCPU(i386, i486, Pentium, PentiumProなど)では利用できません.MMX機能拡張がサポートするベクトル型はv8qi, v4hi, v2si, v1diとv4hiの別名であるmm_tです.それは全部64ビットのデータです. 6.1 MMX拡張機能を利用する時の前処理と後処理 #include <xmm.h> void begin_mmx(I87stack *pstk); void end_mmx(I87stack *pstk); MMX拡張機能と64ビットのベクトル型のデータを用いるSSE,SSE2の拡張機能を利用する前に,begin_mmx() を呼び出す必要があります.MMX等の拡張機能を利用した後,(SSE,SSE2ではなく,いわゆるX87コード)