『狼と香辛料』(おおかみとこうしんりょう)は、支倉凍砂による日本のライトノベル、および同ライトノベルを原作とする漫画・テレビアニメ・テレビゲーム・ラジオドラマなどの関連作品。ライトノベル版は文倉十がイラストを描き、電撃文庫(KADOKAWA)から刊行されている。 概要 本作は、2005年に行われた第12回電撃小説大賞の銀賞受賞作品であり、著者のデビュー作にあたる[3]。狼の化身である少女と青年行商人の道中で起こる様々な事件を、軽妙洒脱な掛け合いをちりばめつつ描くファンタジー物語であり、中世ヨーロッパ的な世界での経済活動に争いの舞台を置く異色作である[4]。 2007年9月には本作を原作として漫画化され、2008年1月にはテレビアニメ化、同年6月にコンピューターゲーム化された。また、2007年12月から2008年4月、および2009年6月からは、隔週で本作をテーマとしたインターネットラジオの