(2014/11/24追記: 10.0-RELEASE以降の環境については 新しい記事を参照) 表題の環境でJailを作ってみる。 VIMAGEというのは、Jailにその親とは独立したネットワーク環境を持たせる方法。これがないときには、親がSSHサーバを立ち上げているとJail環境でもSSHサーバを立ち上げるのにいろいろ手間がかかるなどしたらしい。 昔はezjailとVIMAGEを共存させるのがえらく大変だったらしいが、9.2-R時点ではうまく共存がはかられていて、システムファイルにパッチを当てたりする必要はなくなった。 まずは参考文献から。 FreeBSD 9.1 VIMAGE + ZFS で Jail環境構築ejzailを使ったVIMAGE対応jailの作り方ezjailを使ってFreeBSD jailを効率よく管理するこのへんをぐるぐる見回ったり、最新バージョンの状況に合わせたり。
こんにちわ。 @hasegaw です。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします! 本日は カーネル/VM Advent Calendar 私の当番!ということで、 FreeBSD 8.0-RELEASE から標準装備になった VIMAGE がどんなモノで、どういう使い方ができるかについて軽く紹介したいと思います。 ■ バックグラウンド: 新人研修で「ネットワークを教えることになったが……」 実は2010年4月、弊社の新人研修の一環として、丸1日かけてネットワークの基本について教えることになりました。 新人研修には、これまでコンピュータなどを専攻してきた新人もいますが、まったく違う分野からやってきた人たちもいます。そこで、インターネットを使うとどうして世界中のコンピュータと通信できるのか、ルーティングの動きを体験してもらおうと思いました。 INTEROP で NICT
現在自宅では主にNASの為に構築したFreeBSD stable/9環境のマシンが常時起動しているが、オールインワンなホストにせず各機能毎にjailを作成し構築したので、jail構築の記録。 jailゲスト上でSambaを動かしたかったので、ネットワークはVIMAGEを利用している。 なお、この記録は個人的なものであり、本記録を真似・参考にされるなどした際に問題が起きても当方はいかなる責任も負わない。 環境 FreeBSD 9.1-STABLE amd64 各jailゲストは /vps/(jail) に設置する。jail名であって、ホスト名ではない。(スクリプトを少し変更すれば、ディレクトリパスをホスト名にすることも可能。 カーネルでVIMAGEを有効にする。 jailの設定はrc.conf(5)ではなく、jail.conf(5)で行う。 起動スクリプトは sysutils/jail2 を
背景 NFS サーバのメモリが余っているのが勿体無いので jail 環境を構築しようと思った. しかしながら,通常の jail 環境の作り方では,ホスト OS の NIC に jail 環境用 IP アドレスを alias する必要があり,NFS は受け待ち IP アドレスを指定できないため,jail 環境用 IP アドレスで NFS サービスを待ち受けてしまう.これは意図しないことなのでよろしくない. ということがわかったのでツイートしたら,VIMAGE でいけるよ,と教えてもらったので ezjail を使って VIMAGE 対応 jail を作ってみた. (追記) nfsd に -h [bindip] というオプションがあるらしい.これを使えばよかったかもしれない. KVM との比較 KVM だと vnet インターフェースを自動で生成してくれるし,さらに libvirt を使えばブリ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く