「画像処理エンジン」のキーワード イメージセンサーからの信号を画像に変換し、さまざまな解析や処理を行なうのが画像処理エンジン(プロセッサ)の役割だ。ここで顔認識したり、レンズのゆがみを補正したりする。各社とも画像処理エンジンにオリジナルの名前を付けて訴求しているが、だいたい同じプロセッサを3年程度使い、次世代に乗り換えていくようである。 当然新開発のプロセッサほど性能が良く、より多くの機能を持っているが、採用されて3年目ともなるとかなり価格がこなれてくるため、お買い得感が出てくる。 顔認識 撮影している画像から人物の顔を見分け、そこにフォーカスや露出を合わせる機能を、各社とも搭載している。顔が数人ある場合は、どれかを選ぶことで優先的に合わせ込んでいく機能は、ソニー製品が搭載している。 一方、この機能を一歩進めて、「写っているのは誰か」を見分ける、個体認識をする機能をパナソニックとビクター製