独立行政法人「情報処理機構」(IPA)は2007年10月1日,一般利用者向けに,同法人が権利を所有する日本語フォント「IPAフォント」の配布を開始した。IPAのサイトから入手できる(1日14時時点では不具合発生のためアクセス不能)。 IPAフォントに含まれる書体は,IPA明朝,IPA P明朝,IPAゴシック,IP Pゴシック,IP UIゴシックの5つ。IPAフォントは従来,IPAが支援したプロジェクトで開発された成果物(ソフトウエア)に対して同こんして配布することを認めていた。今回,いっそうの普及を図るために,一般利用者向けの使用許諾条件を定めて,それに基づく配布を開始した。 なお,一般利用者向けの使用許諾条件ではフォントのデザインを変更するなどの改変は認めていない。改変できるライセンスは,フォント開発者向けIPAフォント使用許諾契約書(仮称)を作成し,それを基にして2008年度中に用意さ