相変わらず豊富な色情報、素直なエッジ・ライン、高画素化によって画に余裕と艶が。これまでのSDシリーズをご存じの方なら想像通りの仕上がりです。さらにSD14/15あたりでも未だ見え隠れしていた独特の”暴れん坊っぷり”も随分無くなり、画もカメラボディもかなりこなれた印象です。その一端を記せば、たとえば高感度特性。従来であればISO400程度からかなりノイジーだったわけですが、見違えるほど好くなりました。たとえばISO1600では、現像ソフトのノイズリダクション機能においてデフォルトの設定値で現像した場合、それなりにノイズ量はありますが、従来よりも格段に好くなっています。またISO800程度なら全く問題ないようにさえ感じます。SD1の登場を待ち望まれていた皆様、ぜひ手に入れられてお確かめください。投資に見合うリターンがあるのではないでしょうか。 さて、SDシリーズをこれまで経験されていない皆様へ