【ブリュッセル=森本学】英政府はロンドン中心部で22日に発生した襲撃事件を「単独犯のテロ」とみている。欧州各国は2015年以降にパリやブリュッセルで相次いだ武装グループによる大規模テロの再発防止へ対策を講じてきたが、増える「一匹オオカミ」型犯行の封じ込めは決め手を欠く。イスラムなどの過激思想に染まるのを防ぐ対策の充実も課題だ。自動車で歩行者の列に突っ込み、刃物で人を襲う――。ロンドンで22日起
ロンドン中心部の英国会議事堂とその周辺で約40人が死傷した22日のテロ事件で、英警察は23日、射殺された実行犯について英南部ケント州出身のカリド・マスード容疑者(52)と特定した。一方、ロンドン警視庁は、ウェストミンスター橋で暴走車にはねられて重体になっていた男性(75)が同日死亡したと発表。実行犯を除く事件の死者は4人になった。 警察によると、マスード容疑者は1983~2003年に傷害やナイフ所持など複数の罪で有罪判決を受けたことがあるが、テロ関連の犯罪歴はなかったという。直近は中西部に居住していたとされる。 今回の事件は、同容疑者がイスラム過激思想に傾倒し単独で犯行に及んだとみられている。当局は22日夜から関係先とみられるロンドン東部や中部バーミンガム、ウェールズ南部など広範囲で家宅捜索を行い、男5人、女3人の計8人を逮捕した。逮捕容疑はいずれもテロ準備容疑という。 英タイムズ紙などに
ロンドン中心部にある英議会議事堂(ウェストミンスター宮殿)周辺で22日に起きた襲撃事件で、これまでに少なくとも3人が犠牲になり、40人が負傷した。これまでに分かったことは以下の通り――。
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イギリスのロンドン中心部で3日、ナイフを持った男が周囲の人を襲い、女性1人が死亡、約5人がケガをした。警察はテロの可能性もあるとの見方を示している。 事件があったのはロンドン中心部のラッセルスクエアで、近くには大英博物館やロンドン大学などがある。3日午後10時半ごろ、ナイフを持った男が次々と周囲の人を襲い、女性1人が死亡、約5人がケガをした。男はその場で逮捕されたが、動機など詳しいことはまだわかっていない。 ロンドン警視庁は「現時点ではテロの可能性も排除しない」としている。 ロンドンではヨーロッパ各地での事件を受けて、テロの危険性が高まっているとして、武装した警察官の数を3日から増やしたばかりだった。
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